2007年5月11日

田んぼの季節が始まりました

いよいよ田んぼの季節です。4月の終わり頃から、千葉県佐原方面では田植えが始まり、ゴールデンウイークをピークに、農家の田植えはほぼ終わりました。

 メダカのがっこうの田植えイベントも、5月5日、千葉県香取市の椿さんの田んぼで、華やかに行われました。小さな子供たち約20人、大人が50人ほど、2組に分かれて、いっせいに田んぼに入ったのです。

 1本の綱に、30センチ幅に目印のビーズをつけ、ピーンと張り、そこに2〜3本づつ手に取った苗を植えていくのです。1本の綱に大人、子供合わせて30人ほど横一列に並びます。

 「はーい、始めてください!」との合図に合わせ、苗を田んぼに指していきます。はじめは、なかなかうまくいきません。

 「あー、それは5〜6本あるよ。その半分でね。線のそば、だめだめ、離れすぎてるよ。ビーズのところに植えてね。あっ、それは深すぎる、苗がもぐっちゃうよ、、、」こんな調子で、なかなか進みません。

 しかし、2度、3度と植えていくにつれ、だんだん慣れていきます。「おー、うまい、その調子。じょうずになったね」ほめられる人が増えていきます。

 「いやー、ボクはうまいねー。大人顔負けの手つきだよ」と、そばでお母さんが「この子は、田んぼに入るのは8回目だからね」どうりでお上手でした。

 こうして、1時間強をかけて1反歩の田んぼの田植えは無事終了しました。「イヤー、楽しかったけど、限界ですよ、これ以上はムリね。でも、楽しかったわ」と、お母さんの実感でした。

 この後に、美味しいおむすびとトン汁が待っていてくれました。手と足を洗って、近くの公民館で、お昼です。テーブルの上には、おむすび、トン汁の他に、農家さん手作りの筍、おしんこ、海草を寒天で固めた惣菜と、盛りだくさん。

「いただきまーす」といっせいにパクつき開始。おむすびは、もちろん椿さんのお米。働いた後で、その美味しさはまた格別。2個、3個とほう張り、トン汁もお代わり続出。

 満腹、満足、食後は椿さんの田んぼと稲のお話を聞いて、大満足の一日でした。

 「これから、植えた苗はすくすくと成長していきますが、草も出てきます。苗が小さいうちは、草を取ってやらないと負けてしまいます。子育てと同じで、小さいときは面倒見てやる必要があるんですよ。6月には草取りツアーをやりますので、参加してください」という、メダカのがっこうからの呼びかけで、解散となりました。

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